転寝

今日は何もしなかった・・・・・何もしなかったと云う事は生きている限りない訳で、「転寝」をした。近頃、初対面の方に「何をされていますか?」と聞かれ「何もしてません」と答えると「それは、もったいない」と返ってくる事が多い。チョウピンの「何もしてません」がいけないのであって、これからは「生きてます」と答えれば、相手も「それは、もったいない」とは言わないだろう???

孟夏草木長(もうか、草木長じ)
繞屋樹扶疏(屋をめぐりて、樹ふそたり)
衆鳥欣有託(衆鳥託するをよろこび)
吾亦愛吾廬(吾もまた吾が庵を愛す)
既耕亦已種(すでに耕し、すでに植え)
時還読我書(時にまた我が書を読む)
窮巷隔深轍(きゅうこう、しんてつを隔て)
頗回故人車(すこぶる故人の車めぐらす)
歓言酌春酒(歓言して春酒をくみ)
摘我園中蔬(我が園中のそを摘む)
微雨従東来(微雨、東より来たり)
好風与之倶(好風、これとともにあり)
汎覧周王伝(ひろく周王の伝をみて)
流観山海図(あまねく山海の図を観る)
俯仰終宇宙(ふぎょうして、宇宙を終ふ)
不楽復何如(楽しからずして、また如何)

夏、草も木も元気、我家を覆って茂る
小鳥は巣をつくり、私は庵に眠る
畑を耕し、種を蒔き、時々、本を読む
時間に追われた都会から、時折、友がやって来る
語らい、笑い、春仕込みの酒を開ける
庭の野草を摘んで喰う
霧雨が東よりやって来て
心地好い風も吹いてきた
周王伝を読み
山海経を見て
宇宙を巡る
嗚呼、これが楽しい

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